「感情がない」西武のイケメン新人左腕が県大会Vでも悔し泣きしたわけ

西日本スポーツ

 西武のドラフト2位の浜屋将太投手(21)=三菱日立パワーシステムズ=が14日、球団施設で自主練習を行った。取材では鹿児島・樟南高時代に流した涙を振り返り、プロでの飛躍を誓った。

 甘いマスクのルーキー左腕は、マウンド上でも感情を表に出さない。高校、社会人時代にも「おまえは感情がないよな」と言われてきたが、悔しさから涙が止まらなかった思い出がある。

 2016年、甲子園出場をかけた高校3年夏の鹿児島大会。樟南高のダブルエースの一角を担い、川内高との準決勝では延長13回、192球を投げきり、完投勝利を挙げた。翌日の鹿児島実高との決勝では救援で10イニングを無失点。引き分け再試合となって、中1日で先発を務めたが、5回途中に腰の痛みが出てマウンドを降りた。

 「降板してから悔しくて泣きました。本当に最後まで投げたかった」。チームは再試合に勝ち、甲子園出場を決めたが、腰の痛みからスタンドへのあいさつにも行けなかった。今でも悔しい気持ちが残るという。

 その悔しさがあるから「先発完投型が理想」と言い切る。西武では同郷の榎田や実績のある内海、松坂とチームメートになった。「榎田さんは小学校時代からの憧れ。内海さん、松坂さんには完投のイメージ。これからいろいろお話を聞きたい」と目を輝かせた。

 自主練習ではウエートトレーニングで強化した成果が出て、体重は自主練習前から2キロ増の76キロ。この日も平良らとキャッチボールやウエートで汗を流した。鹿児島での涙を財産に、プロの世界で勝負する。(小畑大悟)

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