旭化成4連覇の胴上げ直前、写真の右下に注目 白髪の人物はまさかの「時の人」

西日本スポーツ 伊東 昌一郎

 元日の全日本実業団対抗駅伝で旭化成が4連覇を果たした。群馬県内のコースを舞台にたすきをつないだ選手たちは、西政幸監督を囲み胴上げしようとしていた。

 というシーンですが、見ていただきたいのは写真の右下に少し横顔が見える白髪の人物。実はこの方、2019年度のノーベル化学賞を受賞した吉野彰旭化成名誉フェローなのであります。胴上げでは、吉野氏も一緒に万歳し、偉業達成を喜んだのでした。

 ただ、後は手前のカメラマンに遮られ…、というより、私は吉野氏に全く気付きませんでした。ああ恥ずかしい。言い訳させてもらうなら、まだまだレースは続行中。優勝チームの様子を気にしつつ続々とフィニッシュする後続も撮る必要があり、大忙しなのです。いつの間にか「時の人」が紛れ込んでいるなんて。

 現場にいたほとんどのカメラマンが撮り損ないました。カメラマンの持ち物はデジタルカメラにパソコン、携帯電話が必須。どれ一つ、吉野氏が開発した、リチウムイオン電池抜きでは動かない機器ばかりなのに。

 ちなみに吉野氏と宗猛総監督のツーショットは、同行した運動部の伊藤瀬里加記者が撮っていました。駅伝の取材だけに、たすきリレーが決まった?  (伊東昌一郎)

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 西スポカメラマンが撮った決定的瞬間や記憶に残るシーンを集めた企画「お宝写真館」。取材時の思い出やエピソード、裏話などを随時、紹介します。

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