西武スカウトが明かす指名秘話「今年は柘植でいこうと決めていた」

西日本スポーツ

 西武は20日、「プロ野球選手1年生のきみへ」と題したスカウトからルーキーへの手紙の第7弾を公開した。ドラフト5位の柘植世那(つげ・せな)捕手(22)=ホンダ鈴鹿=に安達俊也育成アマチュア担当が宛てた。

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柘植世那くんへ

 私がライオンズのスカウトになり担当になった1年目、平井を指名した年に健大高崎(高崎健康福祉大高崎)高校からHonda鈴鹿に入ってきたのがきみだったね。

 当時は飯田(現オリックスバファローズ)という捕手がいたから出場機会こそなかったけど、翌年グラウンドに行ってみると、ひとまわり大きくなったきみがいて、コーチからの推薦もあって今年は柘植でいこうと決めたんだ。

 初めて試合をみたとき、インサイドワークや投手への声掛けなど捕手らしい捕手だなと印象を持ったのを覚えているよ。

 打撃はまだまだだったけど、守備についてはすでに合格点だったし、野球は点を抑えることが大事だからね。

 研究熱心なきみだから心配はしていないけど、ひとつアドバイスをするなら、たくさん時間のあるこの時期に相手打者の研究をしてほしいな。無事に開幕したときに生かせるような“バーチャル配球”でライバル達から一歩抜け出してくれたら。

 おとなしい性格ではあるけど、グラウンドに出れば堂々と図太いところはプロ野球選手としてとても大事なことだから伸ばしてほしいと思っているよ。

 キャンプ地でも先輩に溶け込んでいたし、心配はないな。

 ライバルたちに危機感を与えられるような捕手に成長してください。

埼玉西武ライオンズ育成アマチュア担当 安達俊也

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