甲斐、周東…12球団随一の成功例、ソフトバンクの「一芸」獲得に暗雲 スカウト部長「判断難しい」

西日本スポーツ

 夏の甲子園中止決定を受け、福岡ソフトバンクの永井智浩編成育成本部長兼スカウト・育成部長は「春(の選抜大会)もなかったので、今年は(判断が)本当に難しい。選手も試合がしたかったと思いますし、われわれも夏の姿をしっかり見たかった」と話した。

 常勝軍団となったソフトバンクにとってチーム強化の柱の一つに「一芸」がある。過去には強肩の甲斐拓也(大分・楊志館高出身)、俊足の周東佑京(東農大北海道オホーツク出身)らを育成ドラフトで獲得。ともに1軍で活躍するなど、12球団随一の成功例を誇る。

 今秋のドラフト会議に関して、ソフトバンクは得意の「一芸」の部分を不安視する。甲斐や牧原大成(熊本・城北高出身)らを「発掘」した福山龍太郎アマスカウトチーフは「自分の目で確認できないと、(指名への)ストーリーを描くのは難しい」と頭を抱える。

 永井編成育成本部長も「ドラフトの上位候補はともかく、これまで(指名が)『一芸』という形だった選手の進路決定が早まるかもしれない」と指摘。春夏通じてアピールの場が少なかったこともあり、早めにプロ以外の進路を選ぶ選手が増える可能性もある。

 これから開催可否が検討される代替大会などについて、永井編成育成本部長は「迷惑をお掛けしない範囲でしっかり見たい」とした。その上で「見る機会は限られるが、期待できる選手がいるなら、指名する選手の数が減ることなどはないと思う」と強調した。

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