ソフトバンク内川「つらい」「悔しい」隠さなくていい 「周りの大人に本音吐き出して」

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 福岡ソフトバンクの内川聖一内野手(37)がペイペイドームでの練習後、オンライン取材に応じ、夏の甲子園も中止となって不完全燃焼で高校野球生活を終える球児の「本音」を聞く人の必要性を訴えた。

 内川は父一寛さんが指揮を執った大分工高でプレー。3年夏の大分大会決勝で敗れ、甲子園出場を逃した。「僕は甲子園に出られず、悔しくてプロに行ったけど、それ(試合)さえもないと掛ける言葉がない。(球児が)本音をきちんとしゃべれる人(相手)が近くにいてほしい」と声を落とした。

 地方大会の中止も発表された。「試合ができなくてつらい、悔しいというのは隠す必要がない。ずっと抱え込んでは先に進めない。親でも学校のコーチでも、自分の思いを吐き出せる人がいると救われる」と球児の心中を察した。

 甲子園への道は絶たれたが、代替大会の開催は今後、各都道府県高野連の判断に委ねられる。「なぜ負けてあれだけ悔しがれるかは、甲子園があるから」としながら「人生でやるのが最後になる可能性がある競技を披露する場さえないのはきつい。何もなく終わるよりは、試合ができる方がいいんじゃないか」と代替大会にせめてもの救いを求めた。 (鎌田真一郎)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ