トラウマ克服ソフトバンク高橋礼 開幕へ「間に合わせるのがプロ」

西日本スポーツ 長浜 幸治

 福岡ソフトバンクの高橋礼投手(24)が23日、開幕ローテ入りへの強い意気込みを示した。ペイペイドームで行われたシート打撃に登板。予定通りの31球を投げきり、今春キャンプ中に痛めた左太もも裏の順調な回復ぶりを見せつけた。

 シート打撃で中村晃や柳田らと対戦したサブマリン右腕は辛口の自己評価を並べた。「納得のいくボールは一球もなかった。まだ打者と戦えるボールじゃない。受けてもらった甲斐さんからも『真っすぐが弱い』と言われた」。一方で、収穫に挙げたのは「トラウマの克服」だ。「不安なくベースカバーに入れたことは良かった」。負傷したのはキャンプ中の投内連係でベースカバーに入る際だっただけに、スムーズな動きに安心した様子だった。

 想定されている6月19日のシーズン開幕が正式に決まれば、現時点で1カ月を切っていることになる。オンライン取材で開幕に間に合うかを問われた右腕は「(間に合うとは)言い切れないけど、間に合わせるのがプロ。他球団の選手も多少無理してでも合わせてくると思う。自分だけ時間がないというのは言い訳になるので」と強い自覚をのぞかせた。今月26日には紅白戦に登板する予定。開幕ローテ入りへ、調整ペースを上げていくつもりだ。

 甲子園の夢が消えた球児を励ますプランも考えている。母校、千葉・専大松戸高の先輩である日本ハムの上沢とともに「千葉で試合があるときに生徒を招待して、グラウンドレベルで練習を見たり試合を観戦したりしてもらいたいという話はした」と明かした。そのためにも、まずは自身が開幕ローテをがっちりとつかみ取るつもりだ。 (長浜幸治)

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