宙に舞う秋山幸二監督 カメラマンが悩んだレンズの選択 ソフトバンク3年ぶりリーグVの瞬間

西日本スポーツ 中村 太一

 目を潤ませたソフトバンクの秋山幸二監督が宙に舞う。2014年10月2日、ヤフオクドーム(当時)で3年ぶりのリーグ優勝を決め、ナインに胴上げされる秋山監督を撮影した。

 バックネット裏が担当した撮影ポジション。どのレンズで胴上げを捉えるべきか判断に迷った。秋山監督は小さくなるが周りの選手たちも多く写り込む画角のレンズか、秋山監督を大きく撮れるもっと望遠のレンズか。悩んだ末、後者を選んだ。撮るべき写真の主役は胴上げされる秋山監督で、できるだけトリミングをしたくないと考えた。

 ここに掲載しているのはノートリミングの写真。秋山監督の感極まった表情がはっきりと見え、イメージ通りの画角で撮ることができた。

 「もっと周りの選手たちを入れた方が良かったと思うよ」。試合後、先輩カメラマンからアドバイスをもらった。もっと広範囲を写せば、歓喜の雰囲気がある良い写真になったかも。判断を間違えたのかなと思いつつも、自分の狙い通りに撮れたこの写真はお気に入りの1枚となっている。 (中村太一)

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 西スポカメラマンが撮った決定的瞬間や記憶に残るシーンを集めた企画「お宝写真館」。取材時の思い出やエピソード、裏話などを随時、紹介します。

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