「宣言解除」後に丸刈り、ソフトバンク21歳右腕が最速150キロで2回3K

西日本スポーツ 長浜 幸治

■「3月より成長」

 福岡ソフトバンクの3年目、尾形崇斗投手(21)が25日、ペイペイドームで行われた紅白戦に先発し、最速150キロをマークするなど2回2安打1失点3奪三振と力投した。3月に支配下登録を勝ち取った「新・育成の星」が、開幕1軍入りへ再アピールを始めた。

 白組で先発した最速152キロ右腕がほえた。初回、先頭打者の周東への3球目だ。「ヨッシャー」の雄たけびとともに投じた直球は150キロを計測した。「昨年の(みやざき)フェニックス・リーグ以来ですね」。この一球でファウルを打たせると、続くフォークで空振り三振を奪取。2死後、上林と長谷川に連続二塁打を浴び1点を失ったが、2回は西田、栗原をともに直球で空振り三振に仕留めるなど三者凡退に抑えた。

 試合後にオンライン取材に応じた尾形は「3月のオープン戦の時より成長を見せられた。筑後で自主練習をしていた時は『ここ(1軍)で常に戦っていくんだ』との気持ちでやってきた。真っすぐのスピードと強さが増したし、変化球の精度も上がったと思う」と胸を張った。支配下選手登録で背番号が120から39に変わって初の実戦登板。「39をつけて初めてペイペイドーム(のマウンド)に立てた。マウンドを降りて『やっと投げられた』と感じました」と感慨に浸った。

 福岡県の緊急事態宣言が解除された後、丸刈りにした。「髪が伸びて面倒くさかったんで」。そう照れ笑いを浮かべた後にこう続けた。「今年はやってやるぞという気持ちを込めた。ようやく先輩と同じ土俵に立てた。(みんな)ライバルだと思って、絶対に負けたくない」。持ち前の負けん気をむき出しに21歳右腕が激しい1軍生き残り競争に殴り込む。 (長浜幸治)

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