鳥栖2期連続赤字、20億円超も問題視せず Jリーグが経営情報発表

西日本スポーツ 末継 智章

 Jリーグは27日、2019年度の経営情報を先行発表した。J1神戸が昨年度のリーグ史上最高営業収益を更新する114億4千万円を計上し、初めて100億円を超えるクラブとなった。45クラブのうち19クラブが単年度赤字で、クラブライセンス制度を導入した12年度以降では最多。J1やJ2の参加資格を失う債務超過のクラブはなかった。3月決算や新型コロナウイルスの影響で決算の確定が延期になっている計10クラブは今回発表が見送られた。

 純損失が20億円を超えて2期連続赤字となったJ1鳥栖は、増資によって債務超過を回避した。赤字額の大きさから経営難が取り沙汰されるが、Jリーグは投資を促す観点から18年に制度を緩和させており、村山勉クラブライセンスマネジャーは「鳥栖は増資の計画についてコミュニケーションを取っていただき、実際に債務超過に陥っていないので特段申し上げることはない」と問題視しなかった。

 20年度はコロナ禍の影響で厳しい経営が予想され、債務超過に陥ってもライセンス不交付にならないなどとする特例措置が取られる。Jリーグクラブ経営本部の鈴木徳昭本部長は「例年以上に密に連絡を取り、すべてのクラブが存続する形を考えている」と語った。

(末継智章)

PR

サガン鳥栖 アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング