松田宣思わず「やばい」ソフトバンク栗原が豪快2ラン!開幕スタメンまた前進

西日本スポーツ 長浜 幸治

 また一発で開幕スタメンへまた前進!! 福岡ソフトバンクの栗原陵矢捕手が28日、ペイペイドームで行われた紅白戦で右翼スタンド中段に豪快2ランを放り込んだ。24日のシート打撃でも一発を放つなど猛烈アピール中の23歳に、工藤監督も「(開幕スタメンが)有力な選手の一人」と明言。キューバ勢の来日が開幕に間に合わない可能性が高く、またとないチャンスを自らのバットでたぐり寄せる。

 打った瞬間にスタンドインを確信した。3回1死一塁。白組の3番栗原は石川の初球、高めに抜けた138キロの変化球を豪快に振り抜いた。右翼スタンド中段まで放り込む推定120メートル弾。通算274発の松田宣が思わず「えぐい、やばい」と驚くほどの強烈な一撃を見舞った。

 ベンチに戻るとチームメートと手を合わせるふりをする「エアタッチ」を交わした。「僕の最大のアピールポイントは打撃。とにかく打ち続けるしかない」。開幕スタメン奪取を宣言するだけに、オンライン取材に対し、24日のシート打撃に続くアピール弾にも満足した表情は見せなかった。

 この日はバットだけでなく、本職の捕手として先発し4回までマスクをかぶり、無失点の好リード。さらに左翼手に回った5回は甲斐の左翼テラス席フェンスを直撃する打球を素早く処理。「しっかりクッションボールを取れたと思う」と自賛するプレーで二塁に進ませないなど、ユーティリティーぶりも見せた。

 工藤監督はそんな6年目の成長を「頼もしく感じている」と目を細めた上で、「(開幕スタメンの)かなり有力な選手の一人であることは言える」と強調。評価は高まるばかりだ。

 開幕スタメンの現実的な可能性を考えれば、捕手での出場は甲斐という高い壁が存在するため難しいのが現状だ。一方、開幕時にはデスパイネグラシアルの不在が濃厚。外野や一塁での出場も想定されるだけに、本職ではないポジションの守りでもアピールできたことは大きい。

 昨季は5年目で初めて開幕1軍入りし、プロ入り初打点、初本塁打をマークするなど飛躍のきっかけをつかんだ。「昨年試合に出させてもらって、今年はもっと(出場したい)と思う。年男なんで頑張りたいですね」。実りある1年を過ごすべく猛アピールを続ける。 (長浜幸治)

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