ソフトバンク3位津森「継続したい」自ら掲げた開幕1軍へのノルマとは

西日本スポーツ 山田 孝人

 福岡ソフトバンクのドラフト3位ルーキー、津森宥紀投手(22)=東北福祉大=が29日、ペイペイドームでの練習後にオンライン取材に応じ、無失点登板を継続させて開幕1軍入りすることを誓った。2月の宮崎春季キャンプから好アピールを続ける右腕は、ここまで紅白戦やオープン戦、練習試合を含めた実戦で11試合連続零封中。持ち前の強気な投球と同様に、異例のシーズンにも一切動じず目標へ進む。

 強気の投球スタイルが身上の津森は、はっきりと宣言した。29日はペイペイドームでの全体練習に参加して、キャッチボールや投内連係などで汗を流し、オンライン取材に対応。約3週間後に迫るルーキーイヤーの公式戦開幕に向け「(実戦の)無失点を継続したい。開幕1軍に残れるように頑張りたい」。11試合で無失点登板を続け「6・19」のメンバーに名を連ねることを誓った。

 2月の宮崎春季キャンプから順調に歩を進めていた。持ち前の打者の内角を思い切って攻める投法で、結果を残し続けている。メンバー絞り込みが本格化したオープン戦でも登板した6試合全てで好投。工藤監督も「打者ときちんと勝負できている」と高評価を与えるなど、当初の公式戦開幕日だった「3・20」に向け、1軍切符は確実な状況だった。

 そんな中、新型コロナウイルスの感染拡大で開幕は延期に。プロ野球全体が活動を中止するなど、かつてない状況に追い込まれた。それでも肝の据わった津森は動じない。寮生のため、筑後の2軍施設で自主練習に励みながら、結果を残しつつも冷静に分析していた自身の課題に取り組んだ。

 試合も全体練習もできなかった時間を有効に使い、先を見据えてフォームを安定させるトレーニングに汗を流した。「1軍でやるとなった時に、自分のプレーができるように練習をしてきた。フォームの乱れがあるので、安定させるためシャドーとか、下半身強化のトレーニングなど安定性を求めた」と説明。約2カ月ぶりの実戦となった5月25日の紅白戦でも、1回を三者凡退で無安打無失点と存在感を示した。

 6月2日から大阪などで練習試合12試合が予定されている。「(求められるのは)試合での結果だと思う。自信を持って投げていきたい」。ゼロを並べ続けた先に待つ真のスタートライン。開幕1軍に向けて再び激しい生き残り競争に挑む。 (山田孝人)

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