今思えばとんでもない一戦 柔道の素根と阿部詩、3年前に激突していた

西日本スポーツ

 今思えば、とんでもないものを見たのかも。

 2017年7月23日、福岡市のマリンメッセ福岡で開催された金鷲旗高校柔道大会の女子決勝。組み合うのは素根輝(南筑・福岡)と阿部詩(夙川学院・兵庫)。この3年後、東京五輪代表となる2人が、階級差を超えてぶつかり合った。

 先鋒だった阿部はここまでテンポよく4人抜き。最後に立ちはだかったのが大将の素根だった。阿部は足技で攻めようとするが、素根はびくともせず。素根が阿部を寝技に持ち込み、横四方固めで一本勝ちした。素根は結局5人抜きを果たし、南筑を初優勝に導いた。

 阿部は52キロ級、素根は78キロ超級、体重差は少なくとも25キロ以上だ。「柔よく剛を制す」とはいえ、阿部には酷な相手だったかもしれない。普通ならありえない対戦が実現したのも金鷲旗ならでは。後々、伝説と語り継がれる一戦に立ち会えたのかもしれない。 (軸丸雅訓)

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 西スポカメラマンが撮った決定的瞬間や記憶に残るシーンを集めた企画「お宝写真館」。取材時の思い出やエピソード、裏話などを随時、紹介します。

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