ソフトバンク工藤監督 開幕ローテ入り条件を数値化、故障明け投手対象 2カード目初戦はムーア

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクの新外国人マット・ムーア投手(30)が、開幕2カード目の初戦となる23日の西武戦で先発することが分かった。既に開幕投手を通達された東浜、ムーアの先発陣の軸に加え、和田も開幕2戦目が決定。公式戦日程の一部も1日に発表され、3人以外の開幕ローテーションの顔触れはきょう2日のオリックス戦(京セラドーム大阪)から再開される12試合の練習試合で最終決定される方針。当落線上の投手陣にとっては「ラストサバイバル」となる。

 「6・19」から約1カ月の日程が発表され、「球音到来」も近づいた。感染防止や移動の負担軽減などを目的に、パ・リーグは開幕3連戦の後、4週連続の同一カード6連戦が待つ。誰も経験がない異例の日程で、6連戦の大事な初戦を託される投手が決まった。

 6月23日の西武戦。2年連続でリーグ優勝をさらわれた宿敵との今季初戦の先発を託されたのは、新外国人投手のムーアだ。メジャー通算54勝を誇る左腕は春季キャンプから安定した投球を披露し、オープン戦は3試合に登板して計8回2/3を無失点に封じた。

 紅白戦は5月26日に2回5失点、同31日に3回5失点と大量失点したが、本人は「状態は悪くない。今打たれていることに関しては意識していない」と調整段階を強調。12球団随一の強力打線を誇るライバル相手の先発指名は、首脳陣の期待の表れといえる。

 工藤監督は5月31日に東浜に「6・19」開幕投手を通達。「6・23」のムーアと合わせた2人には、先発陣の軸としての働きが期待される。実績ある和田も開幕2戦目の先発が決定。故障明けのバンデンハーク高橋礼に関してはクリアすべき条件も設定された。

 1日の先発投手練習の後にオンライン取材に応じた工藤監督は「リハビリから明けたバンデンハークや高橋礼は、調整の中でしっかりとイニングや球数というのも必要。先発(ローテ)に入るのであれば70から80(球)、4回ないし5回は投げてもらわないといけない」と説明した。

 決定済みの3人以外の開幕ローテに関して、工藤監督は2日からの練習試合を見て最終決定する方針。「よし絶対に行けるだろうと思った選手にはなるべく早く伝えたい。争って最後の一つ二つを勝ち取らなくてはいけない選手も中にはいます」とも強調した。

 実績組が順調に結果を残せば、残りの枠を巡る争いは激しさを増す。延期前は開幕ローテに内定していた石川や、「6番手」を争っていた二保や松本だ。約2カ月半ぶりに再開される対外試合は、文字通りの「ラストサバイバル」となる。

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