西武川越「気に入ってます」山川チョイスの渋すぎる登場曲にベンチから笑い

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆練習試合 西武7-5楽天(9日、メットライフドーム)

 静寂の本拠地に快音が響いた。同点の7回1死一塁。西武の5年目川越は1ボールからの真っすぐ144キロを振り抜き、右中間席に勝ち越し2ランを運んだ。「高めのボール気味の球だった。少し詰まったが、よく飛んでくれた」。1軍出場歴がない野手転向2年目の左打者が、納得の一発で初の開幕1軍に大きく前進した。

 5回に中村の代走で出場し、2日に再開された1軍の対外試合に初出場。「開幕までちょっとしか時間がないので、しっかり結果を出したかった」。秋山(レッズ)が去った外野。今回の試合では木村が4回に一発を放ち、スパンジェンバーグも絶好調だ。定位置争いが激しさを増す中での川越の活躍に、辻監督も「成長を見せてくれている」と目を細めた。

 川越は自主練習の期間に山川や森と同じグループで練習。「しっかりバットを振れる体力をつけることを目標にしてきた」。地道に取り組んだ練習を生かし、2人のようなフルスイングの豪快弾に結びつけた。

 打席への登場曲は、線香のCMで知られる「青雲のうた」。山川がチョイスしたという渋すぎる曲にベンチから笑いが起きた。「けっこう気に入ってます」。売り出し中のパンチャーが描く上昇気流。“光”を放つ26歳が2020年レオの“希望”となる。 (松田達也)

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