ソフトバンク柳田2発「特に意味は」アーチ後の新パフォーマンスは思いつき?

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ◆練習試合 ソフトバンク5-7オリックス(10日、ペイペイドーム)

 ギータの勢いが止まらない! 福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(31)が、今年の対外試合で初となる2本のアーチをかけた。3回に逆方向の左翼席に届く「ペイペイドーム1号」を放つと、7回には右翼テラス席にライナーで飛び込む3ランをぶち込んだ。2日に再開された練習試合では8試合で4本塁打。タカの主砲は「6・19」からのスタートダッシュに向け、万全の準備を進めている。

 「らしさ」が詰まった2発だった。まずは2点を追う3回2死、柳田は左腕アルバースの外角ツーシームに反応した。左飛かと思われた打球はグングンと伸び、テラス席どころかスタンドにまで届いた。

 ペイペイドームでの対外試合では「今季1号」となるソロ。「自分のイメージではしっかり脚を使って粘れている」とうなずく。自主トレをともにしたことがあるオリックスの吉田正が3回表に大きな先制2ランを放った直後の一発。刺激を受けた柳田は「素晴らしいホームランをまざまざと見せつけられたんで。僕も打ててよかったです」と笑った。

 2本目は一転、鋭いライナーを突き刺した。4点を追う7回2死一、三塁、ヒギンスのチェンジアップを振り抜き、右翼テラス席への3ランとした。左に右に打ち込み、今季初の1試合2本塁打。工藤監督は「逆方向への打球を見ても、いつでもシーズンに入れる(状態)。2本目も少し泳ぎ気味だったけど、それでも距離が出るのは彼の素晴らしいところ。僕の目から見たら、いつでも開幕していいのかなと思う」と目を細めた。

 柳田は2発とも一塁側ベンチ前ではおなじみの「3150(サイコー)」ポーズではなく、両手の親指と人さし指で「L」の字をつくるパフォーマンスを披露した。6月の練習試合に入ってから見せている新ポーズ。「特に意味はないです。開幕しても続ける? 予定は未定です」と、はぐらかすようにいたずらっぽく笑った。

 この日は3安打4打点。2日に再開した練習試合では8試合で24打数9安打の打率3割7分5厘、4本塁打7打点と絶好調だ。さらに9、10日と2試合続けてフル出場。「体(の状態)はすごくいいんで。後はコンディションを維持しながら、しっかりシーズンで結果を残せるように、という気持ちでいる」と力強い。打順は8試合全て3番柳田、4番バレンティン。工藤監督に厚い信頼を寄せられている31歳は「だんだんと気持ちも入ってきています」。当初の予定から約3カ月遅れの開幕。120試合の変則シーズンでチームとともにスタートダッシュを狙う。 (長浜幸治)

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