ソフトバンク開幕1週間前でローテ争い決着 東浜から始まる順番と脱落者は

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 ◆練習試合 ソフトバンク5-10オリックス(11日、ペイペイドーム)

 ちょっぴり不安? オリックス打線を圧倒していた先発ムーアが、5回につかまった。1死から四球と2本のヒットで満塁のピンチを迎える。打席には侍ジャパンで4番経験もある吉田正。相手に粘られ球数は、想定の80球を超える。1ボール2ストライクと追い込みながら、決めにいったカットボールが浮いた。見逃してもらえず、左中間を破られた。2点適時二塁打。ここでマウンドを降りた。

 後を継いだ松本がジョーンズに犠飛を許し、4回1/3で被安打4、3失点。4四死球と乱れた。昨年4月に右膝を手術した左腕は、紅白戦を含め、2巡目以降につかまる傾向がある。開幕が迫る中、スタミナ面を克服するには至っていない。それでも、「4、5回はコントロールに苦労した部分があった。もう1回、投げられると思うし、いい開幕を迎えられると思う」と米大リーグ通算54勝左腕は意に介さない。

 立ち上がりは抜群だった。初回、先頭大城から最速152キロ直球で空振り三振を奪うと、3回までは許した走者は四球で歩かせた1人だけ。「今日は最初から良いボールがいっていたし、カーブも決まっていた。全然、いけるんじゃない」。能力の高さは疑いの余地はなく、開幕2カード目、西武6連戦の初戦を託している左腕に工藤監督も信頼を寄せている。

 開幕まで1週間となり、指揮官は「先発の6人が決まった」と開幕ローテーションが固まったことも明言。ロッテとの開幕3連戦は東浜、和田に12年目で初めてローテ入りをつかんだ二保が続く。西武戦はムーアからバンデンハーク、石川の並びになる見通し。ここまでハイレベルな争いを展開してきた高橋礼、松本はロングリリーフも想定した救援に回る。東浜とともにローテーションの軸として期待がかかるムーアはもう一度、調整登板を行う予定。ようやく始まる来日1年目のシーズンに向け、総仕上げをする。 (鎌田真一郎)

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