ソフトバンクに「隠れ勝利の方程式」誕生 荒れ球ル-キーと安定感の2年目が合体

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 3年ぶりのリーグ制覇を狙う福岡ソフトバンクは、「隠れ勝ちパターン」を用意しシーズンに臨む。森山良二投手コーチ(56)は15日、大型連勝になった場合、岩崎、モイネロ、森の勝ちパターンに代わって、ともに初めて開幕を1軍で迎える泉、津森を起用するプランを明かした。選手層の厚さを存分に生かし、確実に白星を拾っていく。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響から、異例の形で迎えるシーズン。120試合制ながら、びっしり6連戦が続く。さらに、練習試合で先発投手は1試合の球数が100球に達することなく開幕を迎えることになり「早い段階で第2先発とか、中継ぎをどんどんいくことになると思う」と説明。延長が10回で打ち切られることもあり、第2先発要員の高橋礼、松本を含め開幕直後は救援陣を積極的につぎ込む方針だ。

 現状、勝ちパターンは9回の森は盤石で、守護神までを左腕モイネロと2017年の最優秀中継ぎ右腕の岩崎がつなぐ想定だ。ただ、岩崎は右肘手術後初めて開幕を1軍で迎える。連勝していると、連投を避けたい場面も出てくる。その際、若い2人にマウンドを託す構えだ。

 「(岩崎が)1年戦うためには気を使わないといけない。泉とか津森がいい感じで放れているので、連勝した場合投げさせるかもしれない。柔軟に考えていく」

 2年目の泉は練習試合で3試合に登板し計5回で1失点と安定。ドラフト3位の津森は練習試合では打ち込まれたものの、春季キャンプからの実戦で12試合連続無失点とポテンシャルを見せてきた。

 さらに、サイドスローの津森については「どんどんインサイド使って、荒れ球で恐怖心を与えられれば」と山川、中村といった強打の右打者をそろえ2カード目で対戦する西武相手に起用することも示唆。開幕ダッシュを成功させるカギは“新戦力”が握っている。 (鎌田真一郎)

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