打率.357の好発進 期待のソフトバンク栗原、開幕3打席目から劇的変化

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンク期待の6年目、栗原陵矢捕手(23)が開幕3連戦で好スタートを切った。打力を生かすため、捕手でなく一塁で初の開幕スタメン入りを果たし、計14打数5安打の打率3割5分7厘。もう一つエンジンのかかりきらない打線にあって、ベテラン長谷川とともに気を吐いた。

 2番に入った開幕戦は最初の3打席で凡退も、延長10回2死からサヨナラ打を放つなど2安打。その後は初回の第1打席からパンチ力を発揮し、2戦目は種市から左中間二塁打。チーム事情もあり1番に入った3戦目は、チームが苦手とする美馬から右中間二塁打を放った。

 種市からの二塁打が1ボールからの2球目で、美馬からの二塁打が初球打ち。第1ストライクを仕留めたこの2本に限らず、ここまで5安打のうち4本が、第1ストライクを振っていった打席で生まれている。

 ただ、開幕戦の第1打席は見逃し三振のスタート。2打席目に至っては2球続けて見逃して追い込まれ、3球目で空振り三振と、石川に手玉に取られた。この2打席、計7球のうち4球が見逃しストライク。本人の「初めは緊張して思うような打撃ができなかった」という言葉そのままだ。

 3打席目で初めて初球を打って投ゴロに倒れたが、この辺りで吹っ切れた感がある。以後13打席、計48球で見逃しストライクは5球。反応できるストライクはどんどん振っている。

 当然、相手バッテリーも考えるところで、2戦目のロッテは栗原の全5打席とも初球ボールから入るなど慎重さもうかがえた。厳しい攻めが増える可能性もあるが、デスパイネグラシアルも不在の現状、そのバットは打線の重要な鍵の一つだ。(森 淳)

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