リーグ戦再開直前、1人コロナ“疑い”で練習中止も…監督はJの対応に苦言「練習できた」

西日本スポーツ 末継 智章

 J2北九州の小林伸二監督(59)が24日、オンラインで取材に応じ、Jリーグが実施したPCR検査を巡るリーグ側の対応に苦言を呈した。

 北九州は22日夜にリーグ側から検査の途中結果として「結果がはっきり分からない人が1人いる」と報告を受け、陽性の疑いがあると判断。23日の全体練習を中止し、オンラインでのトレーニングに変えた。ところが23日午後にリーグ側から「練習するかどうかはクラブの判断」と言われたという。

 小林監督は5月末に北九州市に新型コロナウイルス感染拡大の「第2波」が襲来したこともあり「疑いがある以上、全体練習は無理だと判断した」と説明。その上で「疑陽性が出て練習したクラブもある。(22日夜の時点で)疑陽性だけど問題ないとフォローしてくれれば練習できたし、他のクラブが練習したと教えてくれれば良かった」と説明不足を問題視した。

 Jリーグの藤村昇司特命担当部長は23日の会見で「陽性の疑いではなく、検査の途中だっただけ。それを結果がはっきりしないという伝え方をしてしまった」と釈明。一方で小林監督は「チームドクターやトレーナーといった専門的な人が聞き、危ないと判断した。聞き方が悪いということではないと思う。疑陽性の中身が分からないので、聞いた以上は無視できない」と反論した。

 さらに「地元でPCR検査を受ける準備もしていたが(検査は)Jリーグが管理しているのでできなかった。(23日の)朝に受ければ5時間で結果が出て、午後には練習できた」と嘆く。今後も2週間に1回の頻度で検査は続く。「多分、Jリーグも初めてなので予想しなかったことが起こっていると思う。そこは改善されていくのではないかな」と望んだ。

 最終結果は全員陰性で、24日は約2時間の全体練習を実施。27日のアウェー長崎戦に備えた。小林監督は「中4日の予定が中3日になったが、今後も中3日の調整はあるので問題ない。選手は元気よくしっかりやれたので満足している」と前を向いた。(末継智章)

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