森慎二さん命日、西武また逆転で3連勝 休養明け森友哉がサヨナラ打

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆西武4x-3ソフトバンク(28日、メットライフドーム)

 初球から迷いはなかった。9回無死満塁。森は泉の沈む変化球を振り抜いた。二遊間を破るサヨナラ打。「すごく楽な気持ちでいけた。初球から振ろうと。外野フライでも1点入るので、思い切っていった。うれしかった」。今季初のサヨナラ勝ちをもたらした。

 史上初の同一カード6連戦は、宿敵ソフトバンクを本拠地で迎え撃った。正捕手としての負担は計り知れないほど重かった。「めっちゃきつかった。6日間同じチームとやることはまずないので、打撃より捕手として配球面などが大変だった」と明かした。

 27日の5戦目はマスクを岡田に譲って欠場。それでも「リフレッシュにはあまりならない。体は休まるけど、気持ちは休まらない」と振り返った。ベンチでも相手打者を観察し、代打の可能性もある。同一カード6連戦が続く未知の戦いは始まったばかりだ。

 3回以降は相手の強力打線を無安打に抑えるなど、リードもさえた。チームの白星が活力になる。昨季の首位打者のバットは現時点で打率2割5分にとどまっているが、辻監督は「自分らしい打撃ができずにモヤモヤしている。今日のヒットをきっかけに上がってきてくれたら」と期待する。

 3試合連続逆転勝ちで6連戦は4勝2敗と勝ち越した。28日は3年前に42歳で急逝した森慎二氏(当時1軍投手コーチ)の命日。くしくも同姓の森の一打で勝利を贈った。辻監督は「(試合前の)国歌が流れているときに、心の中で6月28日だなと思いました」。今季初の貯金1。リーグ3連覇へ向けて、走り始めた。(小畑大悟)

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