入団3年で登板1試合だった右腕が記録した「球団初」プロ初勝利から2日連続白星

西日本スポーツ

 ◆日めくりソフトバンク 誕生15周年

 ソフトバンク球団は今年15周年。球団がソフトバンクとなった2005年からの出来事を、過去の西日本スポーツ掲載記事で振り返ります。

 2019年6月30日の出来事は…。

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 入団3年で1勝もできなかった注目のドラフト1位右腕が球団史に名を刻んだ。前日に中継ぎでプロ初勝利を挙げたばかりの高橋純平が2勝目をマーク。プロ1、2勝目を2日連続で記録したのは球団の日本選手として初めてだった。

 1点を追う7回2死の場面で登板。初勝利で得た自信からか日本ハム4番の中田翔を気後れすることなく攻め、追い込んでから外角低めギリギリのコースへ直球を投げ込み見逃し三振に仕留めた。直後に打線が逆転。前日の同カードでは9回に逆転の決勝ランニング本塁打を放った上林誠知に主役の座を譲った右腕は、敵地でのヒーローインタビューで2日分の喜びを語った。

 「(29日は)勝てると思っていなかったのでうれしかった。今日も絶対に投げると思って準備していた。ついているなと思う。何か『球団初』というのを残したかったのでうれしい」

 県岐阜商高3年春の甲子園で全国区になり、3球団競合のドラフト1位で入団した。期待の大きさゆえに苦しみ、18年までの3年間で1軍登板は1試合のみ。フォームに悩むなど試行錯誤を続けた末、救援でついに開花した。初勝利を挙げメールなどで多くの祝福メッセージを受けたという右腕は「基本的にはやっと勝てたという感じ」とさらなる飛躍のため慢心しないことを誓った。

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