来春閉校の県立高校 「幻の横断幕」を背に汗流すバドミントン部

西日本スポーツ 佐藤 雄太朗

 新型コロナウイルスの影響で今夏、さまざまな競技大会が全国規模で中止に追い込まれ、晴れの舞台を失った高校スポーツ界。各競技団体などがそれぞれ工夫を凝らし、独自の代替大会が準備・開催される中、特別な思いで部活動に汗を流す高校生アスリートがいる。来春閉校する宮崎県立都農(つの)高(梅津政俊校長、72人)の生徒たちだ。コロナ禍に見舞われる中、“高校生活最後の試合”に臨む姿をカメラで追った。 (写真と文・佐藤雄太朗)

 今月5日に開かれる町内大会が引退試合となるバドミントン部。学校が今夏のために用意した高校総体県予選の入場行進に使うはずだった横断幕を背に、汗を流す日々を送る。瀧口拳志郎主将(17)は「感謝とともに、気が引き締まる」と話した。町内大会では「みなさんに都農高を忘れてほしくない」との気持ちで臨み、応援してくれる人の心に残るよう、最後までシャトルを追うつもりだ。

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 ◆宮崎県立都農高 1952年に県立高鍋高都農校舎として発足し55年から都農高。2000年代に入り少子化が続き、16年に高鍋高との再編統合が決定、21年春に閉校する。現在の全校生徒は3年生のみ72人。体育系の部活は男子バスケットボール部、バドミントン部、水泳部、剣道部、空手道部。所在地は宮崎県都農町川北4661。

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