鳥栖いまだ無得点で連敗 神戸イニエスタに19歳コンビは「差」を痛感

西日本スポーツ 末継 智章

 ◆明治安田生命J1第3節 鳥栖0-1神戸(8日、駅前不動産スタジアム)

 サガン鳥栖は今季初のホームでのリーグ戦で神戸に0-1で敗れ、2連敗を喫した。今季初得点も逃し、勝ち点は1のまま。大分トリニータはアウェーで広島に2-1で逆転勝ちし、2連勝で勝ち点を6に伸ばした。後半ロスタイムに三平和司(32)が決勝ゴールを決めた。

 ホームでもゴールが遠い。後半のシュート数は相手より1本多い4本。それでも鳥栖は決定機で決めきれず、後半30分に神戸の元スペイン代表イニエスタのパスから決勝点を決められた。「選手はよく頑張ったが、決められるチャンスがあっても決められない」。金明輝監督は悔しさをかみしめ、選手がクールダウンする前に熱く“反省会”を行った。

 神戸には元同国代表フェルナンドトーレスの引退試合だった昨夏に1-6で大敗。今回は相手のパス回しに対して互いにカバーし合う守備で粘った。しかしボールを奪った直後にパスミスが続出し、体力を消耗。九州を襲った豪雨の影響で練習場に水がたまって練習しづらい日もあった。だが被災で亡くなった人々を悼んで両チームが喪章をつけて臨んだ一戦。金監督は「言い訳にならない。フリーの場面でミスし、相手にチャンスを与える点は修正しないと」と顔をしかめた。

 開幕3戦無得点だが、今季はコロナ禍の影響による特別ルールで降格がない。2012年のJ1昇格後ではチーム史上最年少となる先発平均年齢24・00歳で臨んだ若いチームは、敗戦も成長の糧にできる。

 イニエスタと相対した19歳の本田は「奪えると思った場面でも簡単にはがされた」と脱帽。同じ19歳の松岡も「トラップや決定的なパスに雲泥の差があった」と世界トップレベルとの差を痛感した。中3日で迎える広島戦もホームゲームで待望の有観客試合。この日の悔しさをサポーターの前で晴らす。 (末継智章)

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