ソフトバンク・バンデンハーク、嫌な予感が的中…得意のペイペイで5回に急変し7失点

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク1-9楽天(9日、ペイペイドーム)

 白星を積み重ねてきた得意のペイペイドームで、強力な楽天打線を封じ込められなかった。力投していたバンデンハークは5回に捕まった。「今まで以上にバランスの取れた打線だし、下位も力がある」。今年の相手打線を警戒していたが嫌な予感が的中してしまった。

 2015年の来日から6年目の右腕は、試合前の時点で、本拠地で挙げてきた勝ち星は23勝、黒星はわずかに4。しかも本拠地では5連勝中だった。勝率は8割を超え、多くの貯金をつくり出してきた相性のいいマウンドのはずだった。

 「初回は少しバタバタしてしまいましたが、2回から4回はまずまずの投球ができたと思う」。だが1-1の5回1死から、注意していた下位打線にやられた。8番の足立に初球の真っすぐを左前へ運ばれると、続く小郷には二塁内野安打を許した。上位につながれて、1番小深田も右前打。勢いを増していくイヌワシ打線。さすがの剛腕もあらがいきれない。

 好調の鈴木大には甘く入った真っすぐを痛打された。左中間を真っ二つに割られる2点二塁打を献上。さらにブラッシュにはスライダーを捉えられて三遊間を抜かれるタイムリーを許した。後続に対しては踏ん張ったが、一挙に4失点。6回に2死一、二塁のピンチを招いた場面でタオルを投げられた。6回途中で94球、被安打8。後を受けた救援陣も踏ん張れずに計7失点。「中盤以降は、少しストライクゾーンにボールを集めすぎた。もう少し、慎重に攻めてもよかった」とベンチで厳しい表情を浮かべた。

 前回2日の日本ハム戦(札幌ドーム)では5回5失点と精彩を欠いた。「試合の中で修正できない部分があった。フォーム的なところ」。遠征先で思うようには練習もできない中、腕の振りを中心にキャッチボールなどで調整した。奏功して力投につなげていたが、楽天打線がそれを上回った形だ。

 バンデンハークに対して工藤監督も「マウンドが合うのか、雰囲気が合うのか。いい投球を続けてくれている。心配はしていない」と試合前に言い切っていた。全幅の信頼を寄せて送り出した右腕がまさかの急変で6回途中7失点。救援陣も失点する「投壊」で借金は「3」となった。

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