ソフトバンク中村晃「大丈夫」全快宣言、打率4割7厘でウエスタントップ…1軍復帰近づく

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 ◆ウエスタン・リーグ 阪神2-1ソフトバンク(9日、鳴尾浜)

 左膝痛で開幕1軍メンバーから外れ、2軍調整が続いていたソフトバンクの中村晃外野手(30)の1軍復帰が近づいてきた。「4番・左翼」でスタメン出場した9日のウエスタン・阪神戦(鳴尾浜)で2安打を放ち、打率4割7厘と圧倒的な数字で、ウエスタン・リーグの首位打者をキープ。打撃も体調も上向きの選手会長は「今の感じなら大丈夫」と復調を宣言した。なお試合は1-2で敗れ、ファームの連勝は「7」でストップした。

 背番号「7」の1軍復帰が、いよいよ秒読み段階に入ったと、断言してもいいだろう。ファームとはいえ打率4割超。その結果もさることながら、自分の体との対話を通して、中村晃が自身に“GOサイン”だ。

 「ここ2日くらいのことです。状態がだいぶ落ち着いてきました。これが維持できれば、自分の中で、大丈夫です。痛みはあるにはあるんですけど、何とかやっていけそうですし、これを続けられれば、問題はありません。いつでも(1軍に)いけるように、結果を出しておきたいです」

 何とも力強い「全快宣言」だ。左膝痛で5月31日にリハビリ組へ。開幕1軍のメンバーから外れたが、ファームでここまで11試合出場。この日の阪神戦も、2回に右腕秋山の137キロ直球を捉えての右越え二塁打、続く3回は、かつての同僚左腕飯田の130キロスライダーを右前へ運んだ。

 これで打率4割7厘とし、堂々のウエスタン首位打者。2014年に176安打でパの最多安打を獲得したヒットメーカーにとっては半ば当然の結果とはいえ「打つ方は悪くはないと思う」と納得顔。小川2軍監督も「何の問題もない。どんな投手に対しても自分のバッティングができる。簡単に打つし、ボールを捉えるもんな」と大絶賛だ。

 ファームで文句なしの結果を示し、左膝も問題ない。同じ左打者の長谷川が右脇腹の筋挫傷で7日に出場選手登録を抹消されただけに「あとは上(1軍)がどのタイミングで呼ぶかだけじゃないかな」と小川2軍監督。推薦する側にも、そして中村晃自身にも、もはや迷う要素はない。

 「若い選手たちも自分を見ている。だから、これくらい見せておかないといけないんです。いいお手本にならないと、と思っています」

 よし、いける-。その手応えが、心身の充実ぶりにあふれ、その後ろ姿がまた、後輩たちの道しるべになる。中村晃、もういつでも、OKです。 (喜瀬雅則)

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