有観客で風向き変わった?当たり目続くソフトバンク

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク8-4楽天(11日、ペイペイドーム)

 序盤に4点差をつけられながら逆転勝ちしたソフトバンク。ナインが奮起したが、不思議と運が味方したような場面も多かった。

 まず4点を追う2回無死一、二塁。甲斐が中前打を放ったが三塁・村松外野守備走塁コーチの指示に躊躇(ちゅうちょ)があり、二塁走者の明石は本塁突入を思いとどまり三塁を回ったところで一旦ストップ。ところが一塁走者の松田宣は既に二塁を回って三塁に向かっていた。

 押し出された格好の明石は結局、本塁突入。厳しいタイミングになったが回り込んでタッチの差で生還、オールセーフで1点返してなお二、三塁となった。1死から栗原のボテボテのゴロが捕手の失策を誘い、もう1点。3回に松田宣の2戦連発となる同点2ランが出る呼び水となった。

 そして1点勝ち越した後の8回無死一塁では、バントの構えの三森が投球ボールでバットを引いたところ、代走の牧原が飛び出して一、二塁間で挟まれた。ここでは相手野手の一塁送球が牧原のヘルメットに当たり、さらに一塁・本多内野守備走塁コーチのヘルメットにも当たって一塁ベンチへ。走者がいなくなるところが、送球エラーとボールデッドで無死三塁。ここから復帰の中村晃に初安打となる2点打が出るなど3点も加わっただけに、楽天にとっては悔やみきれない場面となった。

 9日までは楽天打線に圧倒され、連敗で借金3だったソフトバンク。だが観客の入った10日に打率1割台半ばをうろうろしていた不振の松田宣が今季1号。柳田に延長サヨナラ弾も出た。11日は流れを手放しかねないミスが2度も消えたばかりか、幸運に転じて4点差を逆転。偶然が重なったと言えばそれまでだが、有観客解禁で何も変わらなかったかと言えば、そうとも言い切れない感がある。

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