J1大分の新婚さん岩田「冷静に」同点弾 東京五輪へ成長示す

西日本スポーツ 末継 智章

 ◆明治安田生命J1第4節 大分1-1神戸(11日、昭和電工ドーム大分)

 有観客の試合が再開し、大分トリニータが今季初の有観客のホームで神戸に1-1で引き分けた。3戦負けなしで勝ち点を7に伸ばした。1点を追う前半29分、東京五輪代表入りを狙う岩田智輝(23)のゴールで追いついた。サガン鳥栖は12日にホームで広島と対戦する。

 東京五輪期待の星がホームでは今季初となる有観客試合で大分サポーターの応援に応えた。1点を追う前半29分、岩田が自らのパスカットから生まれたチャンスで相手DFの裏に抜け出し、右足でゴール右隅へ。「冷静に決められた」と振り返る同点弾でチームは3戦負けなしとなり、片野坂監督は「前半で追いついて良かった」と胸をなで下ろした。

 中2日による疲労を考えて先発が6人入れ替わった中、開幕からフル出場が続く岩田は変わらず起用された。開始直後に自身が警戒すべきだった神戸の古橋に先制ゴールを許したが、観客席から響く激励の拍手に「パワーになった」と発奮。若さあふれる積極的な攻撃参加で自ら名誉挽回した。

 1年延期になった五輪で代表入りするため、今季の課題を「ゴール前の質をもっと求める」と掲げる。コロナ禍による自粛期間中に禅の教えを説いた本を読んで心を磨いた。5月下旬には結婚して「妻のために頑張ろうと思うようになった」と責任感が高まった。今季自身初得点で成長を示した23歳。「点を取ったから良しではなく、守備の選手として気を引き締めないと」。次は無失点に抑えて勝利に貢献する。 (末継智章)

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