ソフトバンク4連勝、バレンティン「ダンス、ダンス」助言でお悩み解消打

西日本スポーツ

 ◆オリックス3-10ソフトバンク(14日、京セラドーム大阪)

 心機一転、お悩み中だった4番が目を覚ました。初回1死一、二塁だ。バレンティンが、左腕アルバースの投じた外寄りのツーシームを捉えた。打球はセンター右へ。相手中堅の宗が打球処理を誤る間に、一気に2人が生還した。自身も二塁に進塁(記録は中前適時打)。先頭栗原のプレーボール中前打からスタートして幸先良く2点をもたらした。

 楽天との6連戦は22打数2安打、打率9分1厘と苦しんでいただけに「先週はなかなか良い打撃ができなかったので、週も変わっての1打席目で打てて良かった」と気分も上がっている。8日の楽天戦(ペイペイドーム)以来5試合、19打席ぶりの快音に笑みを浮かべた。

 1点リードだった4回にも期待に応えた。1点を奪い、なお2死三塁の好機で代わったばかりの2番手、吉田一の出ばなをたたいた。初球の145キロ直球をきっちり左前へと運ぶ適時打をマーク。「好機で走者をかえせて良かった」とうなずいた。さらに、中村晃の二塁打では一塁から巨体を揺らしながらの激走でホームを踏むなど、先週の不振がうそのように躍動する姿を披露した。

 常勝を義務づけられたチームに移籍して1年目。さらに4番を任される重圧が周囲にも伝わっている。ヤクルト時代の2013年にシーズンプロ野球記録の60本塁打を放つなど、実績十分のスラッガーとはいえ工藤監督も心配していた。「頑張りすぎちゃっている感じ。自分が何とかしたいという気持ちが強いんだと思う。適当は駄目だけど、力が入りすぎているように見える」とその胸の内を思いやった。

 立花打撃コーチも同様の見立てだった。だからこそ試合前練習では独特の表現で力を抜くことを助言した。「ダンス、ダンスってね。リラックスして打った方がいい、という話をしたんだよ」。そのアドバイスが効いたのか、力みを感じさせないスイングで、5試合ぶりの1試合複数安打も記録。バレンティンが原動力となり、17安打10得点の大勝。チームは4連勝となった。

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