HKT新劇場、西日本シティ銀行が命名権 AKB初、10月下旬の開館目指す

西日本新聞 古川 泰裕

 西日本シティ銀行(福岡市)は17日、福岡を拠点に活動するアイドルグループHKT48の新常設劇場の命名権(ネーミングライツ)を取得したと発表した。福岡ソフトバンクホークス(同市)が本拠地ペイペイドームそばに建設した娯楽施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」内にあり、ホークスと同銀行の間で契約を締結した。

 名称は「西日本シティ銀行 HKT48劇場」で、1階にある劇場は最大収容300人(いす席272、立ち見席26、車椅子2)。HKTの運営会社「Mercury」(同市)によると、AKB48グループは現在、全国5カ所に専用劇場があるが、命名権契約は初めて。ソーシャルディスタンス(社会的距離)に配慮した公演内容などの検討を進め、10月下旬のオープンを目指す。

 「E・ZO FUKUOKA」は福岡ソフトバンクホークスが建設し、7月21日に一部が先行開業する。会見には、西日本シティ銀行の谷川浩道頭取と福岡ソフトバンクホークスの太田宏昭専務、Mercuryの前田治昌社長が出席。チケット売り場を予定している場所での除幕式の後、HKTの最新シングルで表題曲を歌う16人がステージに立ち「青春の出口」を披露した。

 西日本シティ銀行は、2012年と13年の春にHKTを「新生活応援キャンペーンキャラクター」に起用してCMも製作。1期生の若田部遥はグループ卒業後も、元ホークス投手の父・健一さんや、母でタレントの佳代さんと同銀行のCMに出演を続けている。

 会見で、西日本シティ銀行の谷川頭取は「ソフトバンクホークスから提案をもらい直感で決めた。新型コロナウイルスにより出鼻をくじかれた気もするが、そういう時こそ九州を元気にする役割が期待される。アイドルはファンを夢中に、元気にする力がある。劇場から多くの笑顔が生まれ、広がっていくことを期待したい」と語った。

 ホークスの太田専務は「わが家と思って、エンターテインメントの素晴らしさを伝えてほしい」と期待。Mercuryの前田社長は「新名所となるこの場所で、来年迎える10周年に向けて頑張っていきたい」と意気込み、10月の開館については「メンバーも一日も早く笑顔でファンに会いたいと思っているが、もう少しお待ちいただきたい」と語った。

 HKT48は11年11月26日、ドームそばの商業施設「ホークスタウンモール」内に建設された専用劇場で活動をスタート。ほぼ毎日、公演を開催してきたが、再開発により16年3月末で閉館。以降は市内3カ所で公演を開催、18年に新劇場の建設を発表していた。(古川泰裕)

PR

HKT48 アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング