【Fの推し増し】生まれた場所からもう一度 新劇場お披露目でHKT熱演

西日本新聞 古川 泰裕

 ♪青春の出口、さあ走り抜けろ!

 17日、報道陣に初めて公開されたHKT48の新たなホーム「西日本シティ銀行 HKT48劇場」(福岡市中央区地行浜)。真新しいステージで、運上弘菜ら16人のメンバーが早速、歌声を響かせた。

 2018年11月26日、7周年記念特別公演での新劇場建設発表から約1年半。報道陣に公開されたステージは、まだ何の舞台装置もない簡素なものだった。新型コロナウイルスの影響で、本格的な舞台でのパフォーマンスも3月末以来。ソーシャルディスタンス(社会的距離)に配慮し、メンバー同士が近づいて歌うこともなかった。久しぶりに複数のカメラを前にしたメンバーたち。最初は緊張の色が見え隠れしたが、時間がたつにつれ、やはりその笑顔はどんどん輝いていった。

 「青春の出口」を歌い終え、チームHキャプテンの松岡菜摘は息を弾ませながら、「メンバー一同、とてもうれしくて、ワクワクしています。たくさんの方に足を運んでいただけるよう、みんなで頑張っていきたい」と頭を下げた。

「もう少しお待ちいただきたい」

 新劇場が入居する娯楽施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」。建物に入ると、すぐに黒と白のストライプの床と、花園の入り口を模したような常設劇場の入り口が目に飛び込んでくる。その隣で手招きするのは、ガラス張りのショーケースの中にいくつも並ぶ額縁。在籍メンバーの顔写真が飾られる「壁写真」は、48グループの劇場である証しであり、“顔”でもある。

 劇場に一歩、足を踏み入れると、床が黒と白のチェック柄に変わる。右手にはチケット売り場が予定されるブースがあり、壁には白い文字で劇場名が刻まれている。そこは既に、アイドルとファンがつくる特別な空間だ。メンバーは7月上旬に施設を見学。Mercuryの前田治昌社長によると、感嘆の声を上げて喜んだという。

 17日の会見では、10月下旬のオープンを目指すとされたが、実際の“転居”の日程はまだ確定とは言えない。空調をはじめとした設備の再調整に加え、照明や音響施設の移設も必要。ソーシャルディスタンスに注意を払った公演の内容を検討し、さらにレッスンを重ねる必要もある。「もう少しお待ちいただきたい」。前田社長は会見で、ファンに向けて、そうメッセージを送った。

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