抑えまくって“ノーヒットノーラン” 西武20歳の平良、飛躍の土台は

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆楽天2-10西武(17日、楽天生命パーク)

 貫禄さえ感じさせる20歳が“偉業”のかかったマウンドに上がった。7回。ここまで開幕から9試合、計8回2/3を無安打無得点の平良だ。先頭銀次を2球目に自慢の直球で二ゴロに打ち取り、投球回9回に達して“ノーヒットノーラン”を達成。代打山下、辰己と連続空振り三振に仕留め、快記録に花を添えた。

 「開幕からヒットを打たれていなくて、それが9回まで近づいていることは2試合前くらいから分かっていた。ただ、試合中は意識することはなかったです」と平然。豪腕は今やチームに欠かせないセットアッパーだ。

 昨季、最速158キロをマークして高卒2年目でプチブレーク。オフには米アリゾナ州で菊池(マリナーズ)らと50日間にわたる自主トレに参加した。球速や回転数を測る機器を自腹で購入し、ブルペンに持ち込む。移動中は英会話の勉強。研究熱心な若獅子は「ここまで四球が多いので、まずはランナーを出さないようにしたい」と課題を挙げた。

 辻監督は“偉業”に「フォアボールを七つ出してる」と注文をつけながらも「球種も多彩になってきたし、球も力強い。今は本当に頼りになる」と目を細めた。新人王の資格を持つ右腕は「今後もゼロで抑えて帰ってくることができるように、しっかり準備したい」。9回2/3を“ノーノー”。快記録はまだ途切れていない。 (小畑大悟)

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