はるばる九州へ、大事なのは「タイミング」 HKT月イチ報告(下)

西日本新聞 古川 泰裕

 新型コロナウイルス禍から日常を取り戻しつつある福岡で、少しずつそのベールを脱ぎつつある「新生HKT48」。森保まどか(22)、坂口理子(25)、松本日向(19)、市村愛里(19)が6月の活動を振り返る月イチ活動報告の最後は、7月5日からスタートした配信限定ライブに出演した坂口が歌うことへの意識の変化を語る。故郷から遠く離れた九州で活動する市村と松本は、数あるアイドルグループの中からHKTを選んだ意外な理由を明らかにした。(古川泰裕)

自分の歌声、あまり好きじゃなかったけど…

 -配信限定ライブで、坂口さんは「青春の出口」と「あなたがいてくれたから」を歌い、がらりと変わったHKT像を印象づけた。

 坂口「そうですね、がらりと。私自身も、直接個別でレッスンを受けたり、アドバイスを受けたりしたことがあまりなかったので、いい機会だなと思ったのと、ちょっと歌に対して苦手意識があったから。自分の歌声があまり好きじゃないな、と思った時期もあったんですけど、『こういう練習をしてきて』って言われたことをやるだけで、本当にかなり違って。家だとなかなか練習できないけど、お風呂場でずっと練習していた。外に声が漏れないし、自分の声がすごく聞こえるから。本当に(声が)出るようになったんですよ。『青春の出口』のキーがすごく高くて、けっこうみんな苦戦していた。こういう音を出すためには、こういうメニューをしてください、みたいなことを教えてもらって、やったら本当に出るようになった。それが楽しくて。『ああ、歌うの楽しいな』と思えました。今回はすごくいいきっかけ。まさか、自分がこのメンバーに入れるとは思わなかった。びっくりしたというか、少人数で、しかも生声だったので、かなりのプレッシャーがあったんですけど…」

 -坂本愛玲菜村重杏奈とハーモニーをつくった。

 坂口「他のチームは(豊永)阿紀ちゃんだったり、(秋吉)優花ちゃんだったり、ハモリパートを歌うメンバーが一人いた。私たちのチームも、えれたん(坂本)がほぼハモりをしてくれていて。私にも『ハモりをやってくれ』と頼まれた時、そういうことを本格的にするのが初めてなので不安だったけど、えれちゃんに教えてもらいながら…」

 -歌っていてハーモニーがばっちりはまると、たまらなく心地よい瞬間がある。

 坂口「あります、あります! はまってめちゃめちゃ気持ちいい音色になった時とかは『ああ、歌うの楽しい!』って思います。ファンの人にも『こんなに歌だけを聴けるのは幸せ』とか、『声を聞いただけで鳥肌が立つ』とか言ってもらえた。反応が不安だったんですけど、思ったよりも喜んでくださって、まずは良かったなって思います。全然これからですけど」

 -世界観も広がるのでは

 坂口「やるのと聞いているのではまた違うというか…。歌に対しての考え方が変わった気がします」

撮影中に笑顔を見せる坂口理子

 

「かわいい、かわいい」スタッフさんの雰囲気づくりがすごい

 -配信限定ライブでは歌にフォーカスしたが、生写真の撮影にも変化があった

 市村「いつもの感じじゃなくて、雰囲気も違った。研究生は、あんまり髪の毛をアレンジしちゃいけなかったし、メークも派手にはしないって感じだったんですけど…。(ファッション誌の)ナイロン・ジャパンさんとのコラボレーションもあったから、その世界観に合ったメークとか髪形にしてもらえた。浴衣を着た時も、研究生でもアレンジさせてもらえた。前とはやっぱりいろいろ変わっていて…。うれしい気持ちもあったんですけど…いいのかな?っていう…」

 坂口「浴衣の時も(髪形は)ストレートだったの?」

 市村「はい、ずっと」

 森保「逆にすごい」

 市村「今回、髪が長いメンバーはお団子とかにさせてもらっていて。だいぶ変わったなというか、いいのかなっていう気持ちも、けっこうあった」

 -そのくらい変わったと

 坂口「意識は上がりそうですよね。生写真の撮影って、毎月あるじゃないですか。『あー、今日も生写真だ』って思うより、本格的にメークとか髪をアレンジしてもらったら、毎回こんな風にちゃんとした1枚を届けないといけないんだ、っていう責任感というか。気が引き締まるっていうのはあるかもしれない」

 -ファッション誌の撮影のような雰囲気。モデル系ユニット「Chou」のメンバーでも、あまりない経験?

 森保「そうですね…1、2回くらい?」

 -グラビアとも違う

 森保「また別ですもんね。いい意味で、作り上げてもらっている感があって。作り込まれている感じのものができたと思います」

 坂口「スタッフさんの雰囲気づくりがすごい。『かわいい、かわいい』って言われて、こういう髪形も自分に似合うんだとか思うと、自信につながることもあるじゃないですか。そういうことも大事だなって思います」

 松本「メークとかもやってもらったんですけど、一瞬でパっパっパって手を動かして、髪形もしたことがないような世界観にしてもらって。普通の生写真撮影では着ないような、スポーツ系?の服も着たんですけど、ポージングも服に合ってなかったら『もうちょっと、こうしてみようか』とかアドバイスをくれたりしたので、楽しかったし、もっとこうしていきたいなっていうのも見えたし。すごく勉強になったなっていう撮影でした」

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