九州国際大付3年生に届いたOBの思い 未来を照らすメッセージ入りTシャツ

西日本スポーツ 前田 泰子

準々決勝進出

 全国高校野球選手権福岡大会の代替となる独自大会が福岡県4地区で行われている。北九州市内大会では、九州国際大付が23日の2回戦で慶成に15-4で大勝し、準々決勝進出を決めた。

 試合の2日前、3年生にうれしいサプライズがあった。夏の甲子園8強に進んだ2015年度から昨年までのOBがTシャツを作り、3年生20人と楠城徹監督に贈ったのだ。「先輩が応援してくれているのがうれしい」と井上堅心主将(3年)は感謝した。

 昨夏は福岡大会準決勝で敗退。その悔しさを今年、甲子園出場で晴らすつもりだった。「甲子園に行くために九国に来たんです」と井上主将。だがコロナ禍で目標を失った。そんな3年生を応援しようと先輩たちが資金を出し合ってTシャツを作った。胸には「SHINING FUTURE」の文字。OBは「輝く未来、その先へ」との思いを込め、楠城監督が選手たちに常に言い聞かせる「高校野球の先を見据えてしっかりやっていこう」という言葉が示すものも表現した。15年度以降の歴代主将のメッセージも一緒に選手に渡された。

 Tシャツ作りを呼び掛けた16年度のOB、川端大輝さん(関東学院大4年)は「自分たちもついているから頑張ってくれ、という思いを込めた。卒業してからもTシャツのメッセージを思い出してくれたら」と話す。楠城監督は「卒業後も気にしてくれているのがとてもうれしい」と教え子の気持ちを受け止めた。

 2回戦では、故障中の1人を除く3年生19人がベンチに入り、3番石田渉人(3年)の満塁弾などで7回に8得点を挙げてコールド勝ちした。次戦は自由ケ丘と対戦。「先輩たちの期待に応えられるように頑張ります」と井上主将は力を込める。目標はもちろん北九州市内大会優勝だ。 (前田泰子)

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