「プロフェッショナルとはなんですか」空手日本代表の答えは/トップアスリートが高校生の質問に答えます

西日本スポーツ

 空手の組手男子75キロ級で東京五輪代表が確定した西村拳(24)=チャンプ=が高校時代を過ごした宮崎第一高の3年生にメッセージを送った。五輪に初採用された注目の追加種目の代表をつかみ取った憧れの先輩は、後輩たちに心身ともに強くなるためのこつを伝えた。

 福岡市出身の西村は親元を離れ、宮崎で心身を鍛えて成長し、全国高校総体を2年時に制覇。卒業後も妥協のない厳しい練習で世界トップレベルの力をつけた。

 サッカー部・金子選手「ハードなトレーニングメニューをどのように乗り越えていますか」

 「声を出す。元気よくやる。気持ちが負けないようにわめきながらでもやり抜く。これで妥協したら強くならないと自分に言い聞かせる」

 空手部・政岡選手「結果を出すためにどんなことを意識していますか」

 バレーボール部・松尾選手「毎日どのような意識を持って練習に取り組んでいますか」

 「練習と試合の感覚を近づける。練習と試合を分けない。頭の中でイメージトレーニングをしながら練習に臨むことも大事にしています」

 昨年は世界最高峰のプレミアリーグの東京大会で憧れのアガイエフに勝って優勝。パリ大会も制し、東京五輪の金メダル候補に躍り出た。

 空手部・新名選手「高校生のころから尊敬している人はいますか。それはなぜですか」

 「アゼルバイジャンのアガイエフ選手。初めて見に行った世界選手権でコートを縦横無尽に駆け回っていてすぐにファンになったからです」

 空手部・川原選手「今、目標にしている人はいますか」

 「自分に打ち勝つことを一番の目標にしています」

 3月に世界ランキングの順位で東京五輪の出場が確定したその後、五輪の1年延期が決定。2024年のパリ五輪で空手は現時点で採用されておらず、西村は東京に懸けて集中する。

 バレーボール部・甲斐選手「五輪が決まって意識し始めたことはありますか」

 「より一層、気が引き締まった。何かが大きく変わったということではなく、やるべきことをやるだけと思っています」

 野球部・寺浦選手「先輩にとってプロフェッショナルとはなんですか」

 「習い事や趣味の一環ではなく『義務と責任』が伴うものと思っています」

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