「手応えバッチリ」の西武森 2打席連発よりうれしかったこととは

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆ソフトバンク0-6西武(30日、ペイペイドーム)

 打撃復調を告げる3本の長打よりこの瞬間が待ち遠しかった。9回を三者凡退で締めてゲームセット。森が西武ナインと喜びを分かち合った。「打てたことはうれしいけど、ゼロに抑えたことの方がうれしい」。今季3度目の零封勝ちに、満面の笑みを浮かべた。

 2試合連続の2番で3方向に打ち分けた。初回は同学年でプロ初先発の板東から先制点の起点となる左中間二塁打。3回の中堅右への3号ソロは「打った瞬間、手応えバッチリだった」。5回には再び板東から2打席連発の4号2ランを右翼テラス席に運んだ。

 昨季の首位打者はここまで打率2割5分前後をさまよってきた。「いろいろ数え切れないほど(修正)した中で、原点に戻った。しっかりタイミングを取って逆方向にと」。29日は3打席連続三振の後に左中間へ二塁打。辻監督は「感じがちょっと良くなった」と復調を予感していた。

 一夜明けて、予感は結果に変わった。2日のオリックス戦以来の猛打賞は全て長打。森が「久しぶりに打席で少し余裕があって、打てるかなというのがあった。ホッとしました」と笑みを浮かべれば、辻監督も「内容のある打撃だった。やっぱり森。森が良くて後ろの打者がかえすのがうちのパターン」とうなずいた。

 敵地での同一カード6連戦を2連敗でスタートしたが、一つ取り返した。指揮官は「大きな1勝だと思う。また明日から3連戦と(考えて)気持ちを切り替えてやる」。2発を含む3安打3打点の活躍で打率を2割6分1厘に引き上げた森の復調は、強力打線の目覚めでもある。 (小畑大悟)

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