ソフトバンク石川 解説する間もないテンポの良さ光る/秋山幸二

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク4-0西武(1日、ペイペイドーム)

 石川は素晴らしい内容だった。完璧と言ってもいい。腕が若干下がり気味になって球のスピード、キレがさらに増した。何よりもテンポがすごかった。ラジオ中継で解説をしていたけど話をしようとしたら終わってしまう。しゃべる間がないくらいだった(笑)。

 意識して投げていたパワーカーブを西武の打者がすごく気にしていた。まともなスイングもほとんどさせなかった。いい当たりは数えるほど、森の二直とスパンジェンバーグのゴロで抜けていった安打の2本くらいだろう。お手上げという感じだったのではないか。

 完投、完封ができたことも良かった。プロ野球で完封なんて簡単にできることではない。一度もできないままやめていく投手もたくさんいる。経験しないと分からない部分であり、彼の中での達成感もあったはずだ。これからもどんどん高みを目指してほしい。

 自信を持って投げていたし、今年のピッチングスタイルは確立できているのではないか。チームにとっても石川が計算のできる存在になったのは大きい。あとは自己管理や体のケアを怠らないこと。シーズンを通してローテで投げていくことで経験できることがたくさんある。 (西日本スポーツ評論家)

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