プロ注目の九州国際大付・井上、スタンドイン確信の一打も監督「こんなもんじゃない」

西日本スポーツ 前田 泰子

 各都道府県高野連が開く高校野球の独自大会は2日、各地で行われた。「がんばれ福岡2020」の北九州市と福岡中央の両地区大会は北九州市民球場で決勝があり、北九州市は九州国際大付が真颯館に10‐7で打ち勝ち、福岡中央は13安打の飯塚が福岡魁誠に11‐3で大勝した。

 スタンドインを確信して走りだした。7回。九州国際大付の井上堅心(3年)が放った打球は左翼席中段で弾んだ。今夏2本目、高校通算16号となる2ランは「打った瞬間、入ったと思った」という会心の打球だった。

 相手守備の乱れもあった7回に一挙5点を奪い、真颯館に逆転勝ち。高校野球のラストゲームで価値ある一発を放った4番打者は「序盤は打てず、このまま終わるのかなと思った。打てて良かった」と笑みを浮かべた。

 強打の捕手として1年時からプロに注目されたが、正捕手だった昨夏は福岡大会準決勝で筑陽学園に敗退。「悔しい思いをして、それから頑張ってきた。最後の夏に優勝できてよかった」。主将としてチームをまとめ、目標を達成したことが何よりの喜びとなった。

 将来を見据えて、今夏は一塁手で起用した楠城徹監督は「まだまだ物足りない。井上はこんなものじゃない」と成長に期待する。大きな可能性を秘めたスラッガーは「プロに行きたい」。高校最後の夏の優勝を自信にして、さらに羽ばたいていく。 (前田泰子)

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