アマゴルフ大会で37年ぶりの連覇達成 大学1年生、入学後まだ2試合目

西日本スポーツ

 ゴルフの第50回九州アマチュア選手権(九州ゴルフ連盟主催)の最終日は5日、熊本県菊陽町の熊本空港カントリークラブ(7050ヤード、パー72)に86選手が出場して行われ、日本大1年の出利葉(いでりは)太一郎(筑紫ケ丘)が通算5アンダー、139で2連覇を果たした。単独首位でスタートした出利葉は、ショットの不調に苦しみながらも71とスコアを伸ばし、2位の商崎涼平(南九州)に2打差をつけた。上位30選手(30位タイの8選手はマッチングスコア方式で1人)は、9月9日から大分東急ゴルフクラブで開催される九州オープン選手権への出場権を獲得した。

■日大の先輩・尾家以来

 大会37年ぶりの連覇。「試合をできるのがうれしくて。各地区で中止になる中、九州では開催されて、連覇を狙えたのは僕だけ。幸せに思います」。例年は4日間の大会が、今年は新型コロナ対策として2日間に短縮されたが、出利葉の笑みに陰りはない。

 福岡・沖学園高を卒業し、4月から日大に進学。コロナ禍で5月まで福岡市内の自宅で待機し、静岡県三島市のゴルフ部寮に入れたのは6月になってからだった。大会も軒並み中止。本来なら毎週のように試合に臨んでいるはずが、今大会は大学入学後わずか2試合目だった。

 だが、そんな“欲求不満”の日々も無駄にはならなかった。この日の前半はショットが大荒れ。それでも巧みなアプローチやパットでカバーし、スコアを伸ばした。「ずっとアプローチとか練習して、普通に寄るようになりました。前は、良ければ寄るって感じでしたが」。大学の先輩たちに教わったショートゲームの技術も生きたという。

 九州アマの連覇は、日大の大先輩・尾家清孝が1981年から83年まで3連覇を成し遂げて以来。「来年は3連覇? いや…あの…その…」。恐れ多いとばかりに言葉をのみ込んだが、心技体に成長中のホープは、それを期待させるだけの大物感を十分に漂わせている。 (富永博嗣)

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 商崎涼平(この日ベストスコアの69をマークし、出利葉に2打差の2位)「3番から3連続バーディーが来たときは、いけるかなと思いました。持ち球を昨年までのドローからフェードに代えて安定してきました。手応えありました」

 篠原剛(2番でダブルボギーも、その後は3バーディー、1ボギーと立て直して3位)「2番で精神的にきつかったが、何とか耐えられました。来年は全部アンダーで回って優勝したい」

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