左膝大けが乗り越え代表復帰 女子バレー長岡望悠、五輪との距離感は

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 バレーボール女子日本代表の長岡望悠(久光)=福岡県みやま市出身=が8日、オンライン取材に応じ、近況を語った。左膝のけがを乗り越え、7月に代表に復帰したばかり。1年延期が決まった東京五輪については「一日一日を大事にして過ごすことが、今の自分にとっては大事」と慎重だった。

 2017年に左膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがをし、復帰後の18年、イタリアのリーグでプレーしていた際に再び同じ箇所を故障。特に2度目の手術後はリハビリのペースが上がらず、苦しい日々が続いた。今年に入って「もう少しバレーボールをやりたいという気持ちに気付くことができた」というものの、東京五輪は遠い存在。今年3月に1年延期が決まった際も「応援者の立場という目線で捉えていた」という。

 高い身体能力を持つサウスポーで16年リオデジャネイロ五輪にも出場。「調子が上がっていけば戦力になる」と中田久美監督は期待する。

 8月2日にリモート配信された紅白戦では、途中出場で力強いスパイクやサーブを披露。「試合に近い状況で自分がどういう判断をして、どんな体の使い方でプレーができるか。そこで今の自分の体に得られているものを感じられる判断材料になった」とうなずいた。

 現在の状態を「(イメージの)5割にやっときたかなという段階。左足に強く負荷がかかる状況はすごく怖さがある」と説明。それでも「膝と付き合いながらパフォーマンスを上げることが大事」と前を向いた。 (伊藤瀬里加)

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