小野2度目頂点へ挑む 多摩川・ボート王国九州山口!

西日本スポーツ 井上 泰宏

 積んできたキャリアがものを言った。小野生奈(31)=福岡=が2号艇で迎えた準優12Rで、枠なり進入からセオリー通りの1番差し。「踏み込みが甘かった割にはうまく差せたが、守屋さんの回ってからの足がかなりスムーズだった」と1着には届かなかったが、きっちり2着を確保。優勝した3年前の第31回大会以来となるファイナル進出を決めて、「よしっ」と力強く拳を握りしめた。

 機力も徐々に引き出してきた。前検の手応えはイマイチだったが、ギアケースの調整に正解を出すと日々上昇。5日目の出番は最終レースながら、「ほとんど陸にボートを上げていないかも」と朝からペラ調整と試運転を繰り返して方向性もつかんだ。「乗り心地もしっかりしてきて、エンジンもパワフル。展示タイムは出ていないが、伸びを中心にいい。重さはあるが、行きたい所に行ける」と、機2連対率40%らしい仕上がりになっている。

 予選トップ通過を決め、V戦1枠からの王道Vを達成した3年前に比べると位置が遠い。ただ、イン1着率が50%を下回る今節はイン絶対ではなく「あまり逃げは決まっていないし、私にもチャンスはある」と、悲観するどころか眼光は鋭さを増す。「多摩川はSが早いイメージだが、今節は少し届いていない。でも、だからこそ思い切って行ける」。SGも多く走り技術も身に付けてきたが、持ち味はやはり攻撃的な走り。元気いっぱいのレースで2度目の頂点に立つ。 (井上泰宏)

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