3番でも“由伸キラー”中村晃「切れなくて良かった」リクエストはね返すギリギリ弾

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ◆ソフトバンク8-7オリックス(11日、ペイペイドーム)

 中村晃が「由伸キラー」の本領を発揮した。初回1死一塁、今季初の3番に座った中村晃がオリックス先発山本の154キロ真っすぐを力ではじき返した。右翼ポール際ぎりぎりに飛び込んだ2号先制2ランに、オリックス西村監督はたまらずリクエストしたが判定は覆らなかった。

 「打球が切れなくて良かった。週の最初の1打席目でいいスタートが切れた」。山本と前回対戦した7月19日に放った今季1号に続くアーチ。球界屈指の右腕に今季は5打数3安打2本塁打と心強い存在だ。

 仙台の地で首位攻防に臨んだ前カードでは楽天に2勝4敗で6カードぶりに負け越し、同率首位に並ばれた。仕切り直しを誓った本拠地6連戦の初戦でチームを勢いづける一発を放った選手会長に、工藤監督も「いい形で先制できたことが何より」と表情を緩めた。

 中村晃は7月17日のオリックス戦から20試合連続で“つなぎの4番”として起用されていたが「特別な意識はない」と口にする通り、打順が変わってもリズムは崩れなかった。大幅に打線を入れ替えて臨んだ試合は、2番柳田が2本塁打5打点と爆発し、勢いがつく逆転勝ち。「チームも自分も乗っていけるように頑張りたい」と気を引き締めた。 (長浜幸治)

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