J2福岡、積極交代策も流れを変えられず コロナ禍の苦境は続く

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆明治安田J2第11節 福岡1-3東京V(12日、ベスト電器スタジアム)

 アビスパ福岡がホームで東京Vに1-3で敗れた。3失点は今季ワーストで6試合ぶりの黒星を喫した。首位のV・ファーレン長崎はホームで群馬を3-1で破り、3試合ぶりの勝利で勝ち点26。ギラヴァンツ北九州はホームで金沢を2-1で破り、J2ではクラブ史上初の5連勝。勝ち点を22とした。

 執念の采配も実らなかった。3点を追う後半23分。福岡の長谷部監督はFW登録の東家をピッチに送り、ここで早くも5人の交代枠を使い切ってゴールを狙った。だが大胆な起用も勝利に結びつかず、アビスパは6戦ぶりの黒星を喫した。

 前半11分に先制され、前半終了間際にもセットプレーから追加点を与えた。2点を追う後半スタートから3人を交代。手を打ちながらも、流れを変えられなかった。長谷部監督は「流れを相手に渡してしまった」と悔やんだ結果は、今季ワーストの3失点となった。

 この日もJ1鳥栖で多くの感染者が確認されるなど、Jリーグはコロナ禍に振り回されての苦境を受け入れながらの戦いが進む。アビスパも真夏の過密日程の中、15日には中2日でアウェー松本戦を迎える。鈴木は「すぐに取り返すチャンスがあると前向きに捉えたい」と言い切った。

 終盤には途中出場の遠野が2試合連続で今季3点目のゴールを決めて意地を見せた。長谷部監督は「選手には気持ちを切り替えよう、と話した」と力を込めた。コロナ禍でも試合が開催される喜びと、猛暑の中でも次々と試合が続く苦しみ。相反した感情が渦巻く中でも、目標のJ1昇格に向けて歩みを止めるわけにはいかない。 (松田達也)

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