「ここで卒業するんだ」ベールを脱いだ新劇場 HKT月イチ報告(中)

西日本新聞 古川 泰裕

 7月17日にお披露目された「西日本シティ銀行 HKT48劇場」。完成したばかりの何もないステージで、いち早くパフォーマンスを披露したチームHキャプテン松岡菜摘(24)は何を感じたのか。歌に焦点を当てた配信限定ライブでの活躍が続く熊沢世莉奈(23)と坂口理子(26)は、それぞれが披露した歌への思いを語る。地元・佐賀での活動が充実してきた宮崎想乃(19)は、JR九州とのタッグでスタートした観光キャンペーン「みんなの九州プロジェクト」について意気込みを語る。(古川泰裕)

明日からも、まあ頑張るか

 -歌にフォーカスした配信限定の「THE LIVE」が続いている。熊沢さんは7月12日、東日本大震災の復興支援をきっかけに生まれた「掌(てのひら)が語ること」を、上野遥さんと豊永阿紀さんと一緒に歌った。

 熊沢「めっちゃ緊張しました。練習期間もほとんどなくて3人で合わせるのが本番前のリハーサルくらいしかなくて。でも、家で発声練習とか、個人個人でやっていたので、先生からは『全然いいよ』って(言ってもらえた)。スムーズに気持ちを込めて歌えた。終わった後もファンの人の反応を見たら『めっちゃ良かった』ってあったから、ちゃんと気持ちが届いたんだなって、うれしくなりました」

 -どんなことを考えながら歌った?

 熊沢「(九州を襲った豪雨は)すごい災害だったので、早く復興してほしいなっていう気持ちを込めて歌ったんですけど…。うーん、全部が伝わるかどうかは分からないけど、ファンの人は『泣けた』とかいろいろな感想を言ってくれました。自分の気持ちを歌にのせて、自分の得意なことで届けられたっていうのがすごくうれしかったです」

 松岡「かわいい…! せりちゃん(熊沢)だけ映像にしてほしい」

 坂口「せりふは長かったですよね」

 熊沢「めっちゃ長かった」

 松岡「せりふとかあるの?」

 坂口「せりふっていうか台本みたいな(笑)。こういう思いを込めて歌いますとか」

 熊沢「DMMとLINE LIVEで放送していますよって伝えるのが大変で。当日に知ったんですよ。楽屋でずっと練習していました」

 坂口「かわいかったー」

 -大事なタイミングで大事な意味を持つ歌を歌った。

 熊沢「今までは、歌も歌いつつ踊りで感情を表現する、みたいなのが多かったんですけど、今回は本当に歌メインっていうのが初めてだったので。緊張はめっちゃしたんですけど、自分らしく…。今は劇場公演ができないので、新しく自分を表現するやり方を見つけられたんじゃないかなって思います」

 -7月16日の配信では「あなたがいてくれたから」を「夕陽を見ているか?」に変更した。

 坂口「変えました。『あなたが-』は、いい曲すぎて毎回歌うと感情が追いつかない。大切なときに取っておこうという意味もあるんですけど、もっとみんなが『ああ、明日からも頑張ろう』っていう気持ちになれるような楽曲にしたいという話をしていた時に『夕陽-』が候補に挙がってきて。さしさん(指原)の卒業コンサートで1期生が歌っていたのを見て、思い出深い曲だったので。歌う前に『それでは聴いてください』みたいな導入のせりふを言うのが難しくて何回も練習したんですけど、結局はそのとき自分が思っていたことを言っちゃうというか。あそこのせりふ、結構重要じゃないですか。だから緊張していたんですけど…。しげちゃん(村重杏奈)が間奏で『みなさん手拍子してください!』みたいに言って」

 -「手をしばき散らかしてください」とか言っていたような…。

 坂口「あれはまあ、置いといて(笑)。画面の向こうでもペンライトを振りながら見られるような感じにしたくて。しっとりした曲が多かったり、いつもみたいに『タイガー、ファイヤー』みたいな感じではなかったりするので、そういう要素も入れつつというか。画面の向こうで、ペンライトを振って応援してくれたらうれしいなと思って、そういう形にしました」

 -帰り道に聴くとしみる曲だよね。

 坂口「私自身も落ち込んだ時に外を歩きながら聴いていた曲。誰かにとってもそういう楽曲だと思うので、『エモい』感じを与えつつも『明日からも、まあ頑張るか』みたいな気持ちになってくれたらうれしいな、って思いを込めて歌っています」

差し入れの大福をほおばる熊沢世莉奈

JR九州とのコラボ、撮影とかちょくちょく

 -7月28日にJR九州とコラボレーションした観光キャンペーン「みんなの九州プロジェクト」を発表。宮崎さんが出身地の「佐賀推し」として会見に出席した。

 宮崎「2021年の3月まで続きます。九州を元気にっていうテーマでやるんですけど、まだ発表されていないこともいろいろあって。撮影とかちょくちょくやっているので、どこまで言えるんだろうっていう感じなんですけど(笑)。九州それぞれの県に『推し』がいるんですけど、キャンペーンに参加するのはHKT48全員なので、会見に出た7人のメンバー以外も、いろいろなところで参加してくると思う。そこを楽しみにしてほしいです。JR九州さんとは何回かコラボレーションさせてもらっていて、今回は今までとは違うテーマというか、災害とか新型コロナウイルスがある中で『元気に』っていうことがテーマ。各県のメンバーもですし、HKTみんなで九州に(観光に)来てもらえるよう、もっともっとPRできたらいいなと思います。博多駅でも大きな画面に映像が流れていて『HKTの誰々です』って大きな音で流れているので…」

 坂口「名前も出ているのがいいよね」

 -まだまだ展開は続く。

 宮崎「撮影が終わったメンバーもいるし、終わっていないメンバーもいるし。割と長期間になっているので、楽しみにしてもらえたらと思います」

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