殿堂入りの田淵幸一氏が秘めた思い「ドームでも監督をしたかった」

西日本スポーツ

 野球殿堂博物館の競技者表彰のエキスパート表彰で今年、野球殿堂入りした田淵幸一氏(73)の表彰式が18日、都内で開かれた。

 同博物館の野球殿堂ホールに掲げられるレリーフが披露された。美しい放物線を描く本塁打から「アーチスト」と称され、ダイエー(現ソフトバンク)で監督を務めた田淵氏は「野球人生最後の勲章を頂いた」と感謝。「(野球殿堂)博物館、OBとして阪神、西武から要請があればはせ参じる。長生きをして野球界に恩返ししていきたい」と力を込めた。

 法大時代の同期、山本浩二氏からは盟友の故星野仙一氏らとの思い出話とともに花束を贈られた。新型コロナウイルスの感染拡大で表彰式が予定されていたペイペイドームでのオールスターゲームは中止に。「3年間、監督をしてドームでも監督をしたかった。知人もいて福岡での表彰を楽しみにしていたが、孫、家族の前で表彰されて本望です」と笑顔を家族に送った。

 田淵氏は1969年にドラフト1位で阪神へ入団。75年に王貞治氏(現ソフトバンク球団会長)の14年連続を阻止する最多本塁打のタイトルを奪うなど、強打の捕手として活躍した。移籍した西武では日本一に輝き、84年に通算474本塁打で現役引退。福岡移転後のホークス草創期の90年から3年間、監督を務めた。

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