キューバコンビが復帰しても…ソフトバンクの頼みは柳田と中村晃

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ◆ロッテ7-3ソフトバンク(21日、ZOZOマリンスタジアム)

 キューバ勢が戻ってきても、やはり頼りになるのは打線を文字通り先頭で引っ張る「アキラとギータ」だ。まずは2試合続けて1番に入った中村晃だ。3回1死一塁で石川のツーシームを右翼席に運ぶ先制の3号2ラン。11日のオリックス戦以来、9試合ぶりの一発に「ランナーが一塁にいたので引っ張る意識で打ちにいった」。走者を進める意識が最高の結果につながった。

 2番の柳田も「相棒」に続いた。1点を勝ち越された直後の6回、先頭で石川の直球を豪快にバックスクリーンに運んだ。14日のオリックス戦以来となる6試合ぶりの一発は、一時同点に追いつく16号ソロ。「試合前に平石(打撃兼野手総合)コーチにアドバイスをしてもらって打つことができました」。久々のアーチにも感謝を忘れなかった。

 チームが苦境に立たされているからこそ、余計に2人の存在感が際立つ。21日は、この日に出場選手登録され、5番指名打者で即先発したデスパイネや18日に1軍復帰したグラシアルも含め、先発した3~7番打者がいずれも無安打。打線は8試合連続で1桁安打と元気がない。そんな中、今季2度目のアベック弾で全3得点をたたき出した柳田と中村晃のバットが今のチームにとって数少ない武器となっている。

 高い出塁率を誇る2人の「新コンビ」が今季のトレンドだ。工藤監督は7月17日のオリックス戦から20試合連続で3番柳田、4番中村晃の形を継続し、8月20日からも2試合連続で1番中村晃、2番柳田と並べた。中村晃が7月11日に1軍復帰して以降、35試合のうち28試合でコンビを組ませている。「相手にとって嫌だと思う。イメージしたつながりを見せてくれている」。これまで指揮官が何度も口にしたように、2人が並ぶ相乗効果は絶大だ。「アキラとギータ」が約1カ月ぶりに3位転落したチームを救う。 (長浜幸治)

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