東京五輪でお目見えバスケ3人制 男子メダルの鍵は「強引にシュート」が持ち味25歳

西日本スポーツ 末継 智章

 来年の東京五輪から採用されるバスケットボール3人制で、男子日本代表候補の杉浦佑成(B1島根)=福岡大大濠高出身=が存在感を放ちつつある。今月16日に日本協会主催のオンラインイベントで行われた3人制男子の紅白戦で両チーム最多の5得点を挙げ、高い得点力をアピールした。男子は開催国枠での五輪出場を決めており、8カ国・地域と少数で争われるためメダル獲得のチャンスは十分。25歳と若いシューターの成長が躍進の鍵を握っている。

 全国のファンに存在をアピールした。16日に各種目のバスケットボール日本代表候補が一堂に会したオンラインイベント「BASKETBALL ACTION 2020 SHOWCASE」。杉浦は7分間の紅白戦を行った3人制男子で試合開始直後に先制点をアシストし、3-1からの残り3分には5人制の3点シュートに当たる2点シュートを成功させた。両チーム最多の5得点で勝利に貢献し「思い切りよくシュートを打てた」と充実感をにじませた。

 筑波大在学中に5人制日本代表候補の合宿に参加したことがある逸材だ。190センチ超の体格を生かした力強さと繊細なシュートタッチが持ち味のオールラウンダー。昨年5月、3人制の代表候補に招集されて新境地を開いた。ボールを持ってからシュートを打つまでの制限時間が5人制の24秒に比べ、12秒と短い点に戸惑いながら「器用にプレーできるわけではないので、強引にシュートへ持っていけたら」と積極性を発揮、代表候補合宿の常連になってきた。

 同じ3人制代表候補で福岡大大濠高の8学年先輩に当たる小林大祐(B2茨城)の存在も大きい。昨年5月のアジア・カップで一緒に日の丸を背負うと、同年8月には日韓合同チーム「WILL」でも共に韓国の3人制リーグを戦った。16日もチームメートとして息の合ったプレーを披露。「すごくしゃべりやすく、僕のやりたいようにやらせてもらえる」と感謝する。

 3人制の経験は浅いだけに、五輪が1年延期になったことを「時間を与えられた」と前向きに捉える。今季は5人制のB1島根でプレーしつつ、3人制の「TOKYO DIME.EXE」にも在籍。6月から3人制の実戦形式で練習してきた。「日の丸をつけたい選手が日本中にいる中で、責任を感じる」。代表候補の自覚を持ちながら、経験を積み重ねていく。 (末継智章)

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