ソフトバンク笠谷が乗り越えるべき壁とは/秋山幸二

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク4-2オリックス(27日、ペイペイドーム)

 野球選手は誰でも1軍での結果が自信になる。その意味で、今の笠谷はどんどん自信をつけている。今回も立ち上がりからすごく落ち着いて、自分のリズムで投げていた。本人も「5回までは」と意識していたと思うが、目の前の打者にしっかり集中できていた。

 彼の魅力は真っすぐの走りの良さ。今は腕をしっかり振って、狙ったところに投げ切れている。バランスが一番いい状態だ。逆に自信が持てずに「打たれては駄目」となると、どうしても腕の振りが悪くなる。その場合、変化球を投げても小細工になってしまう。

 笠谷が独り立ちできれば、チームにとって大きい。先発初勝利も新たな自信になるだろう。ロングリリーフだった板東も今回のような投球を続ければ、先発機会がもらえる。今は若い人にとってチャンス。チーム内で競争が生まれれば、チームはさらに強くなる。

 1軍で1年間戦うのは本当に難しい。結果を問われるだけでなく、練習、調整、体のケアなどやるべきことも多い。これらに謙虚に取り組み、壁を乗り越えて成長しないといけない。1軍で3年間結果を出し続ければ、エースになれる。今後も結果を積み重ねてほしい。 (西日本スポーツ評論家)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ