3連勝でJ2長崎が首位守る…尿検査でコンディションを確認、手倉森監督の「けがをさせない戦術」

西日本スポーツ

 ◆明治安田J2第15節 長崎1-0大宮(29日、トランスコスモススタジアム)

 スタジアムに感謝の空気がにじんだ。メンバー紹介で、2017年に長崎をJ1昇格に導き、18年まで指揮を執った大宮の高木監督の名前がコールされると長崎サポーターから拍手が起こった。

 試合前、手倉森監督は「高木監督の人気でお客さんが集まるだろう」と笑いながらも「長崎のサポーターに高みを目指す姿勢を示す試合になる」と意気込んだ。昇格争いのライバルとなる大宮に「しっかり勝つことで、相手を崖から落とすことができる」。あえて強い言葉で勝利への意欲を示した。

 首位を走るチームはマネジメントにも細心の注意を払う。猛暑での過密日程をにらみ、選手の定期的な尿検査などでコンディションを確認。手倉森監督は「例えば“試合に出られないことはない”という選手は、1試合空けて状態が良くなるなら無理させない。けがをさせないのも戦術」と説明する。

 この試合で指揮官は40歳の元日本代表FW玉田を2試合ぶりにスタメンで送り出した。さらに前節まで2試合連続ゴールの畑を、好調さを買って今季初めて3試合連続で先発に起用。選手の状態を見極めた。

 結果を残して出場機会を得た畑は「連戦が続く中で、自分にもチャンスが来たと思っている。そこでつかむか、離すかは自分次第」。前線で起点となり、2列目の大竹、沢田と絡みながら好機を生み出した。

 前半24分ごろには右サイドバックの毎熊のクロスに左サイドバックの亀川が頭で合わせるなど、積極的な攻めを見せた。そして後半6分、亀川のパスを受けた畑が右足で3試合連続ゴールを決めた。「インパクトは完璧で、打った瞬間入ると思った」。このリードを守り切り、長崎は3連勝で首位を守った。

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