J2北九州が前半3発で9連勝、先制許すも飲水タイム中の「会議」で一変

西日本スポーツ

 ◆明治安田生命J2第15節 北九州3-2千葉(29日・ミクニワールドスタジアム北九州)

 絶好調の北九州は少々の劣勢も苦にしない。先制された直後の前半28分。相手DFのクリアボールを永田がつなぐと、ボランチの高橋大が得意の左足で強烈なミドルシュート。自身4試合ぶりの得点で追いつくと、7分後には新垣の左足弾で勝ち越し、同39分にはスルーパスからディサロのゴールで突き放した。

 試合前までリーグトップの総得点25が光るが、ボールを取られても、すぐさま2人がかりで奪い返すプレスが攻撃を支えている。ボランチの加藤は「リスクを怖がらず、ミスが起きれば全員で切り替える」と互いにカバーし合う意識の高さを強調。前節もリーグ屈指のパスサッカーを誇る東京Vに対してGKのミスからオウンゴールで先制されたが、プレスをかけながら主導権を握り、あっさり逆転した。

 今回は序盤から逆にプレスをかけられてパスを回せなかったが、前半20分すぎの飲水タイム中に選手同士で話し合うと一変。攻撃時に味方をフォローする選手が増えた。勝ち越し点は、前線で粘っていた町野を助けにいった新垣が、こぼれ球にいち早く反応して蹴り込んだ。

 年間42試合の長丁場はようやく3分の1を終えたばかり。小林監督は「満足することなく、前を向いて次の結果にチャレンジしたい」と長い昇格争いを見据える。60歳の誕生日だった24日の練習後に還暦祝いでチームから赤いちゃんちゃんこを贈られると、選手に「60歳になると子どもに返り、新しい時代ということで赤い服を着る。サッカーをまた変えられるように頑張ろう」とさらなる進化を求めた。

 その期待に応える反撃で2試合連続の逆転。後半は相手の猛攻に耐え、J2九州勢の連勝記録を更新する9連勝だ。ディサロは「全員でしのぎ、価値ある勝ち点3だ」と胸を張った。

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