言い訳できない中6日 ソフトバンク石川が次のステージへ上がるために/斉藤和巳

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク8-5日本ハム(30日、ペイペイドーム)

 先発の石川はいまひとつではなく「いまふたつ」くらいの内容だった。全体的にキレ、制球が感じられない。スピードはいつも通り出ていたが、数字ほど威力があったわけではない。フォームのキレもなく、最後まで軸になるボールをつくれなかった印象だ。

 原因が何かは聞いてみないと分からない。初めて開幕ローテ入りし、登板間隔を空けながらとはいえここまで投げてきた。それでも中6日をもらって、毎回長いイニングを投げているわけではない。あえて言うなら、疲れを言い訳にしてほしくないのが本音だ。

 ローテ投手にとって、本当に自分で調子がいいと思える試合は年間で何度あるかどうか。体調面も含め反省ばかりだ。ただし、マウンドに上がればそんなことは言っていられない。何とかしてチームを勝たせる確率を上げられるよう必死で考えなければならない。

 もちろん、そこは本人も分かっているはず。今季の彼のコメントを見ても分かるし成長がうかがえる。チームにとって欠かせない存在だからこそ結果に結び付けなければならないし、そうしなければ自分自身が次のステージに上がっていけない。 (西日本スポーツ評論家)

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